しっ‐ぽく【卓袱】
1 《卓の覆いの意》中国風の食卓。4脚で高さ1メートル弱。多くは朱塗りで周囲に紅白の紗綾(さや)を垂れる。しっぽく台。 2 関西や信州で、そば・うどんにキノコ・かまぼこ・野菜などを入れて煮る料理...
しっぽく‐だい【卓袱台】
「卓袱(しっぽく)1」に同じ。
しっぽく‐りょうり【卓袱料理】
中国料理に日本料理の手法を加えた長崎特有の料理。大きな器に料理を盛って食卓の中央に置く。
ちゃぶ‐だい【卓袱台】
《「ちゃぶ」は「卓袱」の中国音からという》和室で用いる、足の短い食卓。
ちゃぶだい‐がえし【卓袱台返し】
1 (腹を立てた者が、食事の途中で)ちゃぶ台をひっくり返すこと。 2 (1から)準備の整った、また、順調に進行している物事に介入して、振り出しに戻してしまうこと。
ちゃぶ‐や【卓袱屋】
明治開化期に横浜や神戸などにできた小料理屋。主に外国の下級船員を相手とし、売春婦をかかえている店が多かった。