なん‐だいもん【南大門】
都城・仏寺などで、南方に建てられ、中心的な建物に通じる門。ふつう、正門とされる。
なん‐ちゅう【南中】
[名](スル)天体が日周運動により天の北極の南側で子午線を通過すること。正中(せいちゅう)。
なん‐ちょう【南朝】
中国の南北朝時代、江南に拠って建国した漢民族の王朝。420年建国の宋に始まり、斉・梁・陳の四王朝が、589年隋の統一まで続いた。三国の呉と東晋を加えて六朝(りくちょう)ともいう。
日本で、延...
なん‐てい【南庭】
建物の南側にある庭。また特に、紫宸殿(ししんでん)の正面の庭。「大徳寺方丈—」
なん‐てん【南天】
1 南の空。南半球の空。⇔北天。 2 メギ科の常緑低木。本州中部以南の暖地に自生。葉は羽状複葉で、先のとがった楕円形の堅い小葉からなる。6月ごろ、白い小花を円錐状につける。果実は球形で、ふつう赤...
なん‐てんじく【南天竺】
五天竺の一。インド南部にあたる。
なんてん‐はぎ【南天萩】
マメ科の多年草。原野に生え、高さ30〜60センチ。葉は一対の小葉からなり、互生する。夏から秋、紅紫色の蝶形の花を開く。若葉をあずき菜とよび、食用にする。
なん‐でん【南殿】
南向きの御殿。南方にある殿舎。
紫宸殿(ししんでん)の異称。なでん。
なんと【南砺】
富山県南西部にある市。山間部は白山国立公園の森林で合掌造りの民家がある。平成16年(2004)11月に城端(じょうはな)町、平(たいら)村、上平(かみたいら)村、利賀(とが)村、井波町、井口(い...
なん‐と【南都】
平城京、すなわち奈良の異称。京都の北都(平安京)に対していう。南京。→北都
奈良の興福寺。比叡山の延暦寺を北嶺(ほくれい)とよぶのに対する。→北嶺