かゆ‐うら【粥占】
年占(としうら)の一。正月15日に粥を作るとき、粥の中に粥掻き棒や竹管を入れ、それについたり入ったりした米粒の量で一年の豊凶を占う。農家の小正月の行事、神社の神事として行われる。《季 新年》
ガリバーがた‐かせん【ガリバー型寡占】
《Gulliver's oligopoly》寡占市場において1社または数社の市場シェアが圧倒的に高く、他の企業との格差がきわめて大きい状況をいう。
くさ‐うら【草占】
昔の占いの一。草の葉を結び合わせて、その解け方で吉凶を判断したもの。風になびくありさまで占う方法もあったという。
くし‐うら【櫛占】
昔、婦人や子供が行った占いの一。黄楊(つげ)の櫛を持って辻に立ち、「あふことを問ふや夕げのうらまさにつげの小櫛もしるし見せなむ」という古歌を三度唱え、境をくぎって米をまき、櫛の歯を三度鳴らしたの...
くち‐うら【口裏/口占】
1 (口裏)言葉や話し方に隠されているもの。また、その人の心の中がうかがえるような、言葉や話し方。「その—から大体のところはわかる」 2 (口占)人の言葉を聞いて吉凶を占うこと。「源氏追討の宣命...
こころ‐の‐うら【心の占】
心の中で未来を推察すること。推量。予想。「さかしき人の—どもにも、物問はせなどするにも」〈源・薄雲〉
こと‐うら【琴占】
古代の占いの一。琴を弾いて神霊を迎え、神がかりした人の口から出る託宣によって吉凶を占った。後世は、琴の代わりに琴板(こといた)を笏(しゃく)でたたいて占った。→琴板
ごたい‐の‐みうら【御体の御占】
古代、毎年6月と12月の10日に神祇官(じんぎかん)で天皇の身体に特に注意する必要のある日を占い、上奏した儀式。
しか‐うら【鹿占】
古代の占いの一。鹿の肩の骨を焼いて、その割れ目の形で吉凶を判定したもの。
しぜん‐どくせん【自然独占】
産業全体の生産量を複数の企業で生産するより1社で生産した方が、全体の総費用が少なく効率的な場合、競争が成り立たず、独占状態になること。原因として、規模の経済性や資源の希少性などがある。→地域独占...