しゃしん‐しょくじ【写真植字】
活字を使わずに、文字・数字・記号などを植字し、印画紙やフィルムに撮影して文字組版を作ること。写植。
しゃしんしょくじ‐き【写真植字機】
写真植字のための機械。ネガまたはポジに作られた文字盤から文字を選び出し、1字ずつ写真操作によってフィルムや印画紙上に感光させ、印刷の版下を作る。レンズにより拡大・縮小・変形ができる。
しゃしん‐でんそう【写真電送】
写真・絵画などを電気信号に変えて遠方に電送し、受信側でこれを組み立て、原図どおりの像をフィルムまたは印画紙上に焼きつけること。
しゅう‐せい【修整】
[名](スル) 1 よくない点や出来の悪いところを整え直すこと。 2 写真で、原板・印画の傷を消したり、画像に手を加えたりすること。レタッチ。「見合い用の写真を—する」
ジャンボ‐サイズ【jumbo size】
1 一般に、特大サイズのこと。 2 写真で、サービスサイズ。自動拡大焼き付け機で、露光・現像・仕上げまで処理する印画。トリミングなどはできないが、高速処理が可能なため、コストが安いのが特徴。L判...
スクイージー【squeegee】
乾板や印画紙、ガラス板などから余分な水気を取り去るゴムローラー。
スポッティング【spotting】
レンズのごみなどによる印画の白点を墨で埋める写真修正技術。
スンプ‐ほう【スンプ法】
切片にすることが困難な試料にセルロイドの薄膜などを押し当て、その表面の形状を写し取って顕微鏡で観察する方法。鈴木式万能顕微印画法(Suzuki's Universal Micro Printing)。
せん‐ぞう【潜像】
感光したフィルムや印画紙にできている目に見えない画像。現像処理によって目に見える画像となる。
たじゅう‐ろこう【多重露光】
写真撮影時、フィルムなどの1こまに2回またはそれ以上露光する撮影法。また、1枚の印画紙に二つ以上のネガの焼き付けを行うことや、フォトレタッチソフトを使って画像を重ね合わせる手法も指す。多重露出。