にじゅう‐ろしゅつ【二重露出】
写真撮影で、同一のフィルム・印画紙などに二度露出を行うこと。二重撮り。二重写し。
にまい‐がけ【二枚掛(け)】
写真の印画紙の大きさの一。手札形とキャビネの中間で、縦12.3センチ、横9.8センチ。
にゅう‐ざい【乳剤】
水に溶けない物質に乳化剤を加え、水と混和させてつくった乳白色の液体。写真用フィルムや印画紙の感光材料をさしていうこともある。
はん‐せつ【半切/半折/半截】
[名](スル) 1 半分に切ること。半分に分けること。せっぱん。「土地を—して分ける」 2 (半折)唐紙・画仙紙などの全紙を縦半分に切ったもの。また、それにかかれた書画。 3 写真用印画紙の全紙...
バライタ‐し【バライタ紙】
《barytaは、酸化バリウムのこと》ゼラチンに硫酸バリウムを分散させた液を、塗った紙。写真用印画紙の原紙とする。バリタ紙。
フェロタイプ【ferrotype】
現像・定着・水洗を行った印画紙を、クロムめっきした鉄板に密着させ、加熱・乾燥して光沢のある写真に仕上げる方法。
フォトグラム【photogram】
カメラを使用せず、印画紙などの感光材料の上にさまざまな物を直接置き、上方からの光で感光させて像を得る写真技法。
ブリスター【blister】
フィルムや印画紙の表面の水ぶくれ。蛙肌(かえるはだ)。
ブロマイド‐し【ブロマイド紙】
臭化銀の乳剤を塗布した印画紙。感度が高く、大倍率や大量の引き伸ばしに適する。臭素紙。
べた‐やき【べた焼(き)】
写真で、ネガフィルムを印画紙に密着させて焼き付けること。ふつう、1枚の印画紙上に数本のネガを並べて焼き付けたものをいう。コンタクトプリント。