てん‐いん【点印】
俳諧の点者が、連句・発句の句帳に評点として押す印形。点者各自が独自のものを数個もち、それぞれ点数を定めて使い分けた。
ない‐いん【内印】
天皇の印。方3寸(約9センチ)で、「天皇御璽」の4字を印文とし、少納言が管理して、五位以上の位記、および諸国に下す公文書などに用いた。→外印(げいん)
なえ‐じるし【苗印/苗標】
種まき後の苗代に立てる木の枝や竹。苗の成長の物差しというが、本来は田の神の依代(よりしろ)であった。苗尺・苗棒・苗忌竹(なえみだけ)・種(たな)ん棒・苗代男など、地方名称が多い。
なつ‐いん【捺印】
[名](スル)印判をおすこと。また、おした印影。押印。「契約書に—する」
に‐じるし【荷印】
荷物を発送するとき、その所属や種類などを示すために包装につける符号。
にせ‐いん【偽印/贋印】
にせの印。にせはん。
にち‐いん【日印】
日本とインド。「—関係」
にん‐いん【認印】
みとめいん。承認のしるしに押す印。
はい‐いん【排印】
活字を排列して印刷すること。
はた‐じるし【旗印/旗標/幟】
1 戦場で目印として旗につける紋所や文字。 2 行動の目標として掲げる主義・主張。「政界の浄化を—にする」