かね【印】
牛馬などの家畜のももに押す焼き印。飼育地・飼い主・品位などを示す。かなやき。
かま‐じるし【窯印】
陶磁器につける記号。共同窯で焼く際、作者や注文主を区別するために、彫りつけたり押捺したりする。手印(てじるし)。
かり‐ちょういん【仮調印】
[名](スル)外交交渉で、条約内容が確定した場合に合意のしるしとして行われる、代表者の頭文字だけの署名。仮署名。
かん‐いん【官印】
1 官庁・官吏が職務に使う公式の印。 2 律令制で、太政官(だいじょうかん)の印。外印(げいん)。
かんごう‐いん【勘合印】
勘合2に押す印。
かんのわのなのこくおう‐の‐いん【漢倭奴国王印】
福岡市東区の志賀島から出土した金印。天明4年(1784)に発見。印文は「漢委奴国王」の5字が刻まれている。西暦57年、倭の奴国王が後漢に朝貢し、光武帝より印綬を受けたという「後漢書」東夷伝にみえ...
き‐じるし【き印】
「きちがい」を遠回しに言う語。
き‐じるし【木印】
占有者を標示するために切った木につける刻印。山じるし。切り判。
きねん‐いん【記念印】
⇒記念スタンプ1
きわめ‐いん【極(め)印】
1 江戸時代、浮世絵版画を刊行する際、検閲済みのしるしとして版画にすられた、丸に「極」の字などの小さな印。 2 古筆などの鑑定のしるしとして、折り紙や極め札に押す印。