き‐ざ【危座/危坐】
[名](スル)きちんとすわること。正座。端座。「寂然(じゃくねん)と—して」〈露伴・寝耳鉄砲〉
き‐たい【危殆】
[名・形動]あやういこと。非常にあぶないこと。また、そのさま。危険。「此娘を…こわれ物、—なる物として」〈鴎外・青年〉
危殆(きたい)に瀕(ひん)・する
非常にあぶない状態になる。大きな危機にさらされる。「経済は—・している」
き‐ち【危地】
危険な場所。また、危険な立場や状況。
き‐とく【危篤】
病気が非常に重くて、今にも死にそうなこと。「—に陥る」
き‐なん【危難】
生命にかかわるような災難。
き‐べん【詭弁/詭辯】
1 道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。こじつけ。「—を弄(ろう)する」 2 《sophism》論理学で、外見・形式をもっともらしく見せかけた虚偽の論法。 [補説]1は「奇弁」、2...
き‐ほう【危峰】
高くけわしい峰。
き‐ほう【危邦】
政治が乱れて滅びそうな国。
き‐ぼう【危亡】
国や身が滅びようとすること。危機。「屡屡(しばしば)—に瀕したりしに」〈竜渓・経国美談〉