ちちとらん【乳と卵】
川上未映子の中編小説。娘を連れて豊胸手術のため大阪から上京してきた姉と主人公の三日間を描く。平成19年(2007)発表。同年、第138回芥川賞受賞。
ちゅうおう‐らん【中黄卵】
卵黄が中心部に分布する卵。卵割は表面から行われる(表割)。節足動物などの卵に見られる。心黄卵。
ちょうせい‐らん【調整卵】
動物の個体発生の卵割(らんかつ)初期に、割球のいくつかを分離しても、おのおのがまた完全な胚(はい)になるよう調整されている卵。ウニ・ヒトデ・ナメクジウオの卵など。調節卵。⇔モザイク卵。
ちょうせつ‐らん【調節卵】
⇒調整卵(ちょうせいらん)
てんしのたまご【天使の卵】
村山由佳の恋愛小説。副題は「エンジェルス・エッグ」。平成5年(1993)、第6回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。翌平成6年(1994)刊行。応募時のタイトルは「春妃(はるひ)」。
とうおう‐らん【等黄卵】
黄卵が少なく、卵内にほぼ均一に分布している卵。卵割が均等に行われる。ウニ・ナメクジウオや哺乳類などの卵。
とう‐らん【冬卵】
⇒耐久卵
とき‐たまご【溶き卵】
生卵の身をほぐしたもの。また、それを水でゆるめたもの。
どう‐らん【胴乱/筒卵】
1 皮または布製の四角の袋で、印章や薬などを入れて腰に下げるもの。もと、鉄砲の弾丸を入れるのに用いた。 2 採集した植物を入れて持ち歩く円筒状の容器。
なま‐たまご【生卵/生玉子】
ゆでたり焼いたりしていない、なまのままの卵。