まくし‐るい【膜翅類】
膜翅目の昆虫の総称。膜質の二対の翅(はね)をもつが、無翅のものもある。胸部と腹部との間がくびれない広腰亜目と、くびれる細腰亜目とに大別される。前者にはキバチ・ハバチなどが含まれ、幼虫は主に植物食...
ま‐こ【真子】
1 魚類の腹にある卵。白子(しらこ)に対していう。 2 妻子を親しみ、いつくしんでいう語。「大君の命(みこと)かしこみ愛(うつく)しけ—が手離(はな)り島伝ひ行く」〈万・四四一四〉
マコロン【(フランス)macaron】
卵白を泡立てて砂糖やアーモンドプードルを入れ、絞り袋を使って半球状に絞り出し、焼き上げた洋菓子。マカロン。
マシュマロ【marshmallow】
《「マシマロ」とも》ゼラチン液に泡立てた卵白や砂糖・香料などをまぜて固めた洋菓子。ふわりとした風味がある。本来はアオイ科のマシュマロ(ウスベニタチアオイ)の根からとった粘液を用いて作られた。フラ...
ます‐の‐すけ【鱒之介】
サケ科の海水魚。全長はふつう約1メートルであるが、2メートルに達するものもある。体色は黒みがかり、黒色斑点が散在。北太平洋に分布し、大きな河川を遡(さかのぼ)って産卵するが、数は多くない。美味。...
またたび【木天蓼】
マタタビ科の落葉性の蔓植物(つるしょくぶつ)。山地に自生。葉は広卵形で互生し、上部についた葉は白変する。夏、梅に似た白い花を下向きにつけ、なつうめともいう。実は長楕円形で先がとがり、黄色に熟す。...
マチン【馬銭】
《(中国語)》マチン科の常緑高木。葉は卵形でつやがある。緑白色の花が枝の先に集まって咲く。実は丸く、黄橙色に熟し、種子に猛毒アルカロイドのストリキニーネを含む。インド・ミャンマー・タイなどに分布...
まつかぜ‐そう【松風草】
ミカン科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。葉は倒卵形の小葉からなる羽状複葉で、匂いがある。秋、白い小花を円錐状につける。
まつのまだら‐かみきり【松の斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長3センチくらい。前翅(まえばね)に黒と白の斑がある。成虫は5〜9月に出現し、松の枯れ枝に産卵。幼虫は松の材部を食害する。また成虫はマツノザイセンチュウを媒介。本州以南に分布。
まつ‐むし【松虫】
1 直翅(ちょくし)目マツムシ科の昆虫。コオロギ類の一種。体長2センチくらい、淡褐色で、触角が長い。雌は錐(きり)状の長い産卵管をもつ。雄は発音器のある幅広い翅(はね)をもち、ススキなどの根際で...