み‐がね【身金】
自分の金。身銭(みぜに)。「おめえも知ってるとほり、—といふぢゃあなし」〈洒・角鶏卵〉
ミクロフィラリア【microfilaria】
フィラリア症を引き起こす糸状虫(フィラリア)の幼虫名。雌が卵胎生で産んだ第一期幼虫を指す。
みしょうせい‐カルシウム【未焼成カルシウム】
貝殻・真珠層・造礁サンゴ・骨・卵の殻などを乾燥し、粉末状にして得られたカルシウム化合物。→焼成カルシウム
みじん‐こ【微塵子/水蚤】
鰓脚(さいきゃく)目ミジンコ科の甲殻類。浅い池や水田にすむプランクトンの一。体は卵形の殻に包まれ、体長約2ミリ。夏には雌の単為生殖によって増え、温度が下がってくると雄も生まれるようになり、両性生...
みす‐がい【御簾貝】
ミスガイ科の巻き貝。潮間帯にみられ、貝殻は卵形で薄く、殻径4センチくらい。殻表は白色に茶褐色の横縞が多数ある。軟体は淡紅色で大きく、殻に入りきらない。房総半島以南に分布。
みず‐すまし【水澄/豉豆虫】
1 甲虫目ミズスマシ科の昆虫。川や池の水面をくるくる回って泳ぎ、体長7ミリくらい。背はやや膨らみ、長卵形で滑らかで、黒褐色。幼虫は水生で、成虫とともに肉食。まいまいむし。うずむし。《季 夏》「風...
みずたま‐そう【水玉草】
1 アカバナ科の多年草。山野の林下に生え、高さ40〜60センチ。茎の節がやや膨らみ、長卵形の葉が対生する。夏、白い小花を総状につけ、実はほぼ球形で、白い毛が密生する。 2 ホシクサの別名。
みず‐なら【水楢】
ブナ科の落葉高木。山地に多く、高さ30メートルにも達し、樹枝は黒褐色で裂け目がある。葉は大きく、倒卵形で縁にぎざぎざがあり、柄はほとんどない。5月ごろ、雌花と尾状の雄花とをつける。実はどんぐり。...
みそがわ‐そう【味噌川草】
シソ科の多年草。深山の河原などに群生し、高さ60〜90センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇形の花をつけ、穂状をなす。木曽川源流の味噌川に多いところからの名。
みぞ‐はこべ【溝繁縷】
ミゾハコベ科の一年草。水田などの湿地に生え、高さ3〜10センチ。茎は横にはって枝分かれする。葉は狭卵形で小さく、対生。6〜8月、淡紅色の小花をつける。実は球形。