みやま‐がまずみ【深山莢蒾】
レンプクソウ科の落葉低木。山地に自生。葉は広倒卵形で、先は尾状にとがる。夏、白い小花が密生して咲き、丸く赤い実を結ぶ。
みやま‐ほうそ【深山柞】
アワブキ科の落葉小高木。本州以西の山地に自生。葉は長卵形で、縁にぎざぎざがある。夏、黄色い小花を円錐状につけ、暗紫色の丸い実を結ぶ。
みやま‐よめな【深山嫁菜】
キク科の多年草。山地に生え、高さ20〜60センチ。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。夏、中央が黄色で周囲が紫色か白色の頭状花を開く。栽培品種にミヤコワスレなどがある。
みやま‐りんどう【深山竜胆】
リンドウ科の多年草。本州中部以北の高山帯に自生し、高さ3〜10センチ。狭卵形の葉が対生し、上のものほど大きい。夏、濃い青紫色の筒状の花を上向きに開く。
ミュラー‐かん【ミュラー管】
脊椎動物で、中腎(ちゅうじん)の発達に伴い、前腎輸管からウォルフ管とともに生じるか、または体腔壁から生じる管。雄では退化するが、雌では輸卵管となる。J=P=ミュラーが発見。中腎傍管。 [補説]ヒ...
みょう‐が【茗荷】
《「めが(芽香)」の音変化という。「茗荷」は当て字》 1 ショウガ科の多年草。地下茎が横に伸び、地上茎は高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞(ほう)が2列に...
みるくい‐がい【海松食貝/水松食貝】
バカガイ科の二枚貝。内湾の浅い泥底にすむ。貝殻は長卵形で、殻長14センチくらい。殻表は白色で、黒褐色の殻皮をかぶり、後端から太い水管を出す。名は、水管に海藻ミルが着生し、これを食べているように見...
ミルク‐セーキ【milk shake】
牛乳に砂糖・卵などを入れて強くかき回して作った飲物。
ムイエット【(フランス)mouillette】
《「ムエット」とも》 1 細長いパン切れ。料理に添え、半熟卵などをつけて食べる。 2 香りを試すために、香水などを少量しみ込ませた短冊状の紙。試香紙。匂い紙。
むぎわら‐だい【麦藁鯛】
産卵後のマダイ。麦の穂が実るころに漁獲される。《季 夏》「草の戸に—の奢(おご)りかな/冬葉」