らん‐そう【卵巣】
動物の雌の生殖腺。卵を形成して排出し、またホルモンを分泌する。人間では子宮の左右両側にあるが、鳥類では右側が退化して左側だけ発達。→精巣
らんそう‐のうしゅ【卵巣嚢腫】
卵巣に生じた嚢腫。一般に良性腫瘍(しゅよう)であるが、悪性や中間性のこともある。→卵巣嚢胞
らんそう‐のうほう【卵巣嚢胞】
卵巣にできる非腫瘍性の嚢胞状の腫瘤。数か月で自然に退縮する。→卵巣嚢腫
らんそう‐ホルモン【卵巣ホルモン】
卵巣から分泌されるホルモン。卵胞ホルモンと黄体ホルモンがある。女性ホルモン。
らんそう‐よびのう【卵巣予備能】
卵子を成熟させ、女性ホルモンを産生するといった卵巣の機能の予備能力。女性の生殖機能に影響を与えるもので、卵巣内に残存する卵胞の数や卵子の質を反映し、加齢に伴って低下する。
らんそ‐さいぼう【卵祖細胞】
⇒卵原細胞
らん‐たいせい【卵胎生】
受精卵が母体内にとどまって発育し、孵化(ふか)し幼体となってから母体外へ出ること。母体とはつながっておらず、養分を主に卵黄からとるものをいう。マムシ・タニシ・ウミタナゴ・サメ・エイ・グッピーなど...
ランタウ‐アバン【Rantau Abang】
マレーシア、マレー半島東岸、トレンガヌ州の村。クアラトレンガヌの南約80キロメートルに位置し、南シナ海に面する。絶滅危惧種のオサガメが産卵に訪れることで有名。
ランタナ【(ラテン)Lantana】
クマツヅラ科の小低木。全体に毛があり、葉は卵形でやや厚く、対生する。夏から秋、筒状の小花を半球状につけ、初め黄または淡紅色から橙色・濃赤色に変化する。熱帯アメリカ原産で、日本には慶応年間(186...
らん‐とう【卵塔/蘭塔】
台座上に卵形の塔身をのせた墓石。禅僧の墓石に多く用いられる。無縫塔(むほうとう)。