おし‐どり【鴛鴦】
1 カモ科の鳥。全長48センチくらい。雄の冬羽は橙(だいだい)色や緑色で美しく、翼に銀杏羽(いちょうば)があり、冠羽やほおの飾り羽をもち、くちばしは赤い。雌は全体に地味な灰褐色で、目の周囲から後...
お‐しるし【御印/御徴】
1 (御印)形だけでほとんど価値のないさま。また、量が少ないさま。「—程度の警備」「ほんの—ですから、どうかお受け取りください」 2 (御徴)分娩開始の徴候としてみられる、血の混じったおりもの。...
おしろい‐ばな【白粉花】
オシロイバナ科の多年草。園芸上は一年草としても扱われる。高さ約1メートル。葉は広卵形で、対生する。花は夏から秋にかけて咲き続け、色は紅・白色や絞りなどがあり、らっぱ状で、夕方に開く。江戸時代、種...
オスティオナル【Ostional】
コスタリカ北西部、ニコヤ半島の太平洋岸の村。アリバダとよばれるヒメウミガメの集団産卵が見られ、周辺一帯は自然保護区に指定されている。
お‐たからこう【雄宝香】
キク科の多年草。深山の湿った場所に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、心臓状卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏から秋、黄色い花を総状につける。
お‐たま【御玉】
1 「御玉杓子(おたまじゃくし)1」の略。 2 《「玉」は「玉子」の略》鶏卵の女性語。
おたま‐じゃくし【御玉杓子】
1 汁をすくうのに使う丸い杓子。「御多賀杓子(おたがじゃくし)」に基づく語ともいう。 2 カエルの幼生。卵から孵化(ふか)して成体になるまでをいい、丸い体に尾がある。蝌蚪(かと)。かえるご。《季...
おち‐あゆ【落ち鮎】
秋、産卵のために川を下るアユ。くだりあゆ。さびあゆ。《季 秋》「—の哀れや一二三の簗(やな)/白雄」
おち‐うお【落ち魚】
1 産卵のため川を下る魚。落ち鮎・落ち鰻など。 2 冬に近づき、水温が低くなったため川や海の深い所へ移る魚。落ち鮒・落ち鱸(すずき)など。 3 死んだ魚。
おち‐うなぎ【落ち鰻】
秋、産卵のため川を下って海へ入るウナギ。くだりうなぎ。《季 秋》「砂川やありあり見ゆる—/梓月」