げんぱつ‐せい【原発性】
その部位で最初に発症すること。発病原因がその臓器にあること。「—肝がん」
げんぱつせい‐かんがん【原発性肝癌】
肝臓から発生する癌。原発性肝癌の約90パーセントは肝細胞癌で、胆管細胞癌が約5パーセントを占める。他に、肝細胞芽腫・未分化癌・胆管嚢胞腺癌などがある。→転移性肝癌
げんぱつせい‐がん【原発性癌】
最初にできた癌(がん)。原発癌。→続発性癌
げんぱつせい‐はいこうけつあつしょう【原発性肺高血圧症】
心臓から肺に血液を送る肺動脈の血圧が高くなることで、心臓と肺の機能に障害を引き起こす病気。原因は不明。比較的若い人に多くみられ、早期に治療しないと数年以内に死亡することが多い。「肺動脈性肺高血圧...
げんぱつせい‐ふにんしょう【原発性不妊症】
不妊症のうち、一度も妊娠したことがない状態のもの。原因には、女性側の排卵障害・卵管の通過障害・子宮の異常など、男性側の造精機能障害・精管の通過障害などがある。→続発性不妊症
げんぱつせい‐むげっけい【原発性無月経】
18歳を過ぎても月経が始まらないものをいう。原因として、ターナー症候群などによる卵巣の異常、また子宮や膣の先天的な異常、脳中枢神経の障害などがある。→無月経 →初経遅延 →遅発初経
げんぱつせい‐めんえきふぜんしょうこうぐん【原発性免疫不全症候群】
免疫グロブリンの産生能力やリンパ球の機能が生まれつき弱いために起こる免疫不全症候群。先天性免疫不全症候群。