えん‐せい【厭世】
世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。「—自殺」
えんせい‐か【厭世家】
厭世観をもっている人。ペシミスト。⇔楽天家。
えんせい‐かん【厭世観】
1 この世の中では幸福や満足を得られず、積極的な価値は認めがたいとする人生観。また、そのような人生観に基づく哲学上の立場。厭世主義。ペシミズム。⇔楽天観。 2 物事の成り行きを悪い方向にばかり考...
えんせいしかとじょせい【厭世詩家と女性】
北村透谷による評論。明治25年(1892)キリスト教系の女性誌「女学雑誌」に発表。著者が文芸評論家として注目されるきっかけとなった。
えんせい‐しゅぎ【厭世主義】
「厭世観1」に同じ。
えんせい‐てき【厭世的】
[形動]人生に悲観し、生きているのがいやになっているさま。「—な気分」