げん‐かく【厳格】
[名・形動]規律や道徳にきびしく、不正や怠慢を許さないこと。また、そのさま。「—な教育」「—に規定する」 [派生]げんかくさ[名]
げん‐かん【厳寒】
非常にきびしい寒さ。極寒(ごっかん)。《季 冬》「—や夜の間を萎えし草の花/久女」
げん‐がん【厳顔】
いかめしい顔。おごそかな顔。君主などの顔にいう。「—に近づかん事、又何(いづ)れの日ぞや」〈保元・下〉
げん‐きん【厳禁】
[名](スル)きびしく禁じること。厳重に禁止すること。「駐車を—する」「火気—」
げん‐くん【厳君】
他人の父を敬っていう語。父君。
げん‐けい【厳刑】
きびしい刑罰。⇔寛刑。
げん‐けん【厳譴】
きびしくとがめること。厳重な譴責(けんせき)。「極めて逆鱗に触れ—を相蒙(こうむ)るべきは」〈染崎延房・近世紀聞〉
げん‐こく【厳酷/厳刻】
[名・形動]思いやりに欠け、非常にきびしいこと。むごいこと。また、そのさま。「—な刑罰を加える」「何だか基督(キリスト)は—にすぎる人のように思われた」〈長与・青銅の基督〉
げん‐し【厳旨】
1 きびしい命令。また、その趣旨。 2 相手を敬って、その手紙の趣旨をいう語。
げん‐しゅ【厳守】
[名](スル)命令や約束などを、きびしく守ること。「規則を—する」「時間—」