さん‐ちゃく【参着】
[名](スル) 1 到着すること。「略同数の二番手は後にここへ—して」〈鴎外・大塩平八郎〉 2 「参着払い」の略。
さんちゃく‐ばらい【参着払い】
⇒一覧払い
さん‐ちょう【参朝】
[名](スル)朝廷に出仕すること。参内(さんだい)。「江戸でなくて京都の方へ—するようになって来たからね」〈藤村・夜明け前〉
さんてんだいごだいさんき【参天台五台山記】
平安後期の旅行記。8巻。成尋(じょうじん)著。延久4年(1072)に日本を出発し、中国の天台山・五台山などの寺を参拝、宋の神宗に謁見したことなどを記したもの。当時の中国仏教の実情を知るための重要資料。
さん‐でん【参殿】
[名](スル) 1 御殿に参上すること。 2 他人を敬って、その人の家に行くことをいう語。参堂。「近日中に—いたします」
さん‐とう【参頭】
1 禅寺で、新来の僧のうち、代表者として詞を述べる役。さんじゅう。 2 「参頭行者(さんとうあんじゃ)」の略。
さんとう‐あんじゃ【参頭行者】
禅寺で、行者たちの頭となる古参・高齢の僧。
さん‐どう【参堂】
[名](スル) 1 神仏の堂に参拝すること。 2 他人を敬って、その家を訪問することをいう語。参殿。「明日—するつもりです」
さん‐どう【参道】
神社や寺に参拝するために設けられた道。
さん‐にゅう【参入】
[名](スル) 1 高貴な人の所を訪問すること。「宮中へ—する」 2 市場などに新たに加わること。「大企業が—する」