カップリング‐はんのう【カップリング反応】
二つの分子を結合させて一つの分子にする化学反応。結合させる二つの分子の構造が同じ場合はホモカップリング反応、異なる場合はクロスカップリング反応またはヘテロカップリング反応という。
かっぺん‐はんのう【褐変反応】
⇒メイラード反応
かつりん‐はんのう【褐輪反応】
硝酸イオンおよび亜硝酸イオンを検出するための反応試験。試験管に濃硫酸をとり、それと等量の硫酸鉄(Ⅱ)を静かに注ぎ、次に試料溶液を少しずつ流し込む。硝酸イオンが存在すると、2つの液の境界面に褐色の...
キサントプロテイン‐はんのう【キサントプロテイン反応】
《xanthoprotein》たんぱく質の検出反応の一。試料に硝酸を加えて加熱すると黄色になり、冷やしたのちアンモニアを加えると橙(だいだい)色になる。
きねんび‐はんのう【記念日反応】
身近な人の死や災害などに直面した人が、その出来事のあった日の前後に、つらい経験を思い出して心身に不調をきたすこと。命日に対して起こる場合は命日反応ともいう。アニバーサリー反応。→ピー‐ティー‐エ...
きゅうせい‐きょぜつはんのう【急性拒絶反応】
肝臓・心臓・腎臓などの臓器移植後6日から3か月ごろに起こる拒絶反応のこと。移植された臓器に出血・浮腫・壊死などがみられる。強い免疫抑制を行うことで治療できる場合が多いとされる。→慢性拒絶反応
きゅうせい‐ゆえきはんのう【急性輸液反応】
⇒急性輸注反応
きゅうせい‐ゆちゅうはんのう【急性輸注反応】
薬剤を点滴中またはその直後に発生する有害事象。関節痛・気管支痙(けい)攣(れん)・めまい・息切れ・疲労・頭痛・頻脈・じんましん・嘔(おう)吐(と)などの症状が現れ、通常24時間以内に回復する。ア...
きゅうねつ‐はんのう【吸熱反応】
周囲からの熱の吸収を伴う化学反応。→発熱反応
きょぜつ‐はんのう【拒絶反応】
1 臓器移植などの際に、移植片を拒んで宿主から追い出そうとする働き。拒否反応。 2 ある物事や人を心理的・生理的に受け付けないこと。「コンピューターに—を示す」