にょうどう‐かつやくきん【尿道括約筋】
1 尿道を環状に囲む筋線維束。平滑筋の内尿道括約筋と横紋筋の外尿道括約筋があり、蓄尿時には収縮し、排尿時には弛緩(しかん)する。 2 「外尿道括約筋」の解剖学での呼称。
ネオピリナ【(ラテン)Neopilina】
単板綱ネオピリナ目の軟体動物の総称。貝殻は笠形の楕円形で、殻長2〜37ミリ。体の収縮筋・えら・神経などに体節構造を示し、「生きている化石」といわれる。中央アメリカ沖や東太平洋などの深海から約10...
ねつ‐おうりょく【熱応力】
物体が温度変化による膨張や収縮を外部的な拘束によって妨げられたときに、物体内部に生じる応力。
ノルアドレナリン【noradrenaline】
副腎髄質(ふくじんずいしつ)や交感神経末端から放出される物質。アドレナリンの前駆体で、神経伝達物質として働き、末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させる。ノルエピネフリン。
はいどうみゃく‐べん【肺動脈弁】
心臓の右心室と肺動脈を隔てる半月弁。右心室が収縮するときに開いて血液を肺動脈へ送り出し、拡張するときに閉じて逆流を防ぐ。
はくしょく‐わいせい【白色矮星】
恒星が核融合反応を停止し、収縮した天体の一種。太陽と同程度の質量を持つ恒星が、赤色巨星の状態から外層部を失った末期の姿。きわめて高温・高密度で、電子の縮退圧によって自身の強い重力と釣り合っており...
はく‐どう【搏動/拍動】
[名](スル)内臓器官の周期的な収縮運動。特に、心臓が律動的に収縮・弛緩(しかん)し、脈を打つこと。
はんげつ‐べん【半月弁】
心臓の心室から動脈への出口にある半月形をした3枚の弁膜。大動脈弁と肺動脈弁の総称。心室が収縮すると開いて血液を送り出し、弛緩(しかん)すると閉じて逆流を防ぐ。三半月弁。
バチスタ‐しゅじゅつ【バチスタ手術】
心臓の筋肉細胞が変化して膨張し、収縮力が落ちる拡張型心筋症に対する手術。左心室の変質した心筋を切除して縫い縮め、収縮力を回復させる。心臓移植に代わる治療法として、1980年代にブラジルの医師ラン...
ヒスタミン【histamine】
生体に広く分布するアミンの一種。ヒスチジンから合成され、普通は肥満細胞や好塩基球などに不活性状態で存在。外傷や毒素などで活性化され、発赤・かゆみ・浮腫(ふしゅ)・痛みや気管支収縮などのアレルギー...