バチスタ‐しゅじゅつ【バチスタ手術】
心臓の筋肉細胞が変化して膨張し、収縮力が落ちる拡張型心筋症に対する手術。左心室の変質した心筋を切除して縫い縮め、収縮力を回復させる。心臓移植に代わる治療法として、1980年代にブラジルの医師ラン...
ヒスタミン【histamine】
生体に広く分布するアミンの一種。ヒスチジンから合成され、普通は肥満細胞や好塩基球などに不活性状態で存在。外傷や毒素などで活性化され、発赤・かゆみ・浮腫(ふしゅ)・痛みや気管支収縮などのアレルギー...
ひんみゃくせい‐ふせいみゃく【頻脈性不整脈】
心拍数が早くなる不整脈。1分間に100回以上になるものをいう。運動後などに見られる洞性頻脈のほか、心房で起こるものと心室で起こるものがあり、心拍数などによって期外収縮・頻拍・粗動・細動に分かれる...
びしょうけっかん‐きょうしんしょう【微小血管狭心症】
心筋中の細い血管が異常に収縮したり閉塞することで起こる狭心症。女性ホルモンの分泌が低下する40代後半から50代の更年期の女性に多くみられる。過労・不眠・寒冷などをきっかけに胸痛の発作が起こる。治...
びじゃく‐じんつう【微弱陣痛】
分娩時に子宮の収縮が弱く、分娩が正常に進行しない状態。子宮収縮剤や陣痛促進剤を投与して陣痛を促進・増強させる。
ビッグ‐クランチ【Big Crunch】
宇宙終焉(しゅうえん)のシナリオの一つ。ビッグバン以降、宇宙は膨張を続けているが、その平均密度がある臨界密度より大きい閉じた宇宙の場合、宇宙自身の重力によってやがて収縮に転ずる。ビッグバン後の経...
ピンチ‐こうか【ピンチ効果】
プラズマ中を流れる電流と、それによってできる磁界との相互作用で、プラズマが細いひも状に収縮されて高温になる現象。核融合反応に利用。
フィッツジェラルドローレンツ‐しゅうしゅく【フィッツジェラルドローレンツ収縮】
⇒ローレンツ収縮
ふく‐あつ【腹圧】
腹筋と横隔膜の収縮によって生じる、腹腔内の圧力。排便・排尿を助けるほか、女性では出産のとき、子宮の収縮とともに分娩(ぶんべん)の原動力となる。
ふずいい‐うんどう【不随意運動】
1 脊椎動物で、自分の意志によらず、不随意筋によって行われる運動。心筋の収縮、横隔膜や胃腸の伸縮、消化液の分泌などの内臓の運動や、反射による運動などがある。→随意運動 2 意志とは無関係に生じる...