きんでん‐ず【筋電図】
筋肉が収縮するときの活動電位の変化を筋電計で測定し、グラフに表したもの。運動機能障害の診断・検査などに利用。EMG(electromyogram)。
きん‐にく【筋肉】
収縮性をもつ動物特有の運動器官。原生・中生・海綿動物を除くすべてに存在。脊椎動物では量が多く、たんぱく質に富む。骨格に付着する骨格筋と、心臓壁をなす心筋は横紋筋からなり、胃腸などの壁をなす内臓筋...
きんにく‐うんどう【筋肉運動】
筋肉の収縮・弛緩(しかん)による運動。
きんにく‐かんかく【筋肉感覚】
筋肉の収縮や緊張の状況を知覚する感覚。筋紡錘(きんぼうすい)・腱紡錘(けんぼうすい)から刺激が反射的に中枢神経に伝えられて生じる、位置や運動の感覚。筋覚。
きん‐ぼうすい【筋紡錘】
骨格筋の内部にある紡錘形の受容器。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節に重要な働きをする。
ぎま‐かこう【擬麻加工】
綿織物やレーヨンなどに糊(のり)状物質を付加したり、強アルカリによる処理で収縮させたりして、麻のような硬い感触と外観を与える加工。擬麻法。
クレアチン【creatine】
生体内、特に筋肉中に、主にクレアチン燐酸(りんさん)の形で多く含まれ、筋収縮のためのエネルギー貯蔵の役割をする物質。筋肉が運動すると分解し、エネルギーを供給する。メチルグリコシアミン。 [補説]...
クレアチン‐キナーゼ【creatine kinase】
骨格筋や心筋などの細胞に存在し、クレアチンリン酸の合成・分解を触媒する酵素。筋肉の収縮時にはクレアチンリン酸をクレアチンとリン酸に分解し、ADPにリン酸基を転移してATPを補給する。休息時にはA...
クレジット‐クランチ【credit crunch】
⇒信用収縮
けいき‐じゅんかん【景気循環】
資本主義経済で、経済活動が拡張する好況と収縮する不況とが交互に発生する、その周期的変動のこと。波動のタイプとして代表的なものには、在庫変動に起因する約40か月周期のキチンの波、設備投資の変化に起...