そう‐だん【叢談】
いろいろの物語を集めたもの。「新聞の—を論じ」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
そう‐らん【叢蘭】
群がり生えている蘭。
叢蘭(そうらん)茂(しげ)らんと欲(ほっ)し秋風(しゅうふう)之(これ)を敗(やぶ)る
《「帝範」去讒から》芳香を放つ蘭の群生が繁茂しようとするが、冷たい秋風が枯らしてしまう。小人のさまたげによって、りっぱな人が力を発揮できないことのたとえ。
そう‐りん【叢林】
1 樹木が群がって生えている林。「—地帯」 2 大きな寺院、特に、禅寺。禅林。
そう‐わ【叢話】
いろいろの話を集めたもの。
ほこら【祠/叢祠】
《「ほくら(神庫)」の音変化》神を祭った小さなやしろ。
むら【群/叢/簇】
むらがっていること。また、そのもの。むれ。多く、他の名詞に付けて用いる。「—すずめ」「草—」
むら‐がり【群がり/叢がり/簇がり】
むらがること。また、むらがっているもの。むれ。「蟻(あり)の—」
むらが・る【群がる/叢がる/簇がる】
[動ラ五(四)]たくさんのものが一つ所に寄り集まる。「サインを求めてファンが—・る」「鯉(こい)が餌(えさ)に—・る」 [動ラ下二]に同じ。「蠅—・れて西に向ひて巨坂(おほさか)を飛び踰(...
むら‐くさ【叢草】
むらがり生い繁っている草。「あはれしや野焼きにもれし峰のわの—かくれ雉(きぎす)鳴くなり」〈永久百首〉