くち‐りこう【口利口】
[名・形動ナリ]口先がうまいこと。また、そのさま。口じょうず。口巧者(くちごうしゃ)。「—に云ひ廻したとて」〈浄・合邦辻〉
くみとり‐ぐち【汲み取り口】
くみ取り便所の糞尿をくみ出す口。
くらま‐ぐち【鞍馬口】
京都市北区南部の地名。賀茂川に架かる出雲路橋の西のあたり。京都七口の一で、岩倉を経て鞍馬に至る。出雲路口。
⇒鞍馬口通り
けいあん‐ぐち【桂庵口】
双方に気に入るように言葉巧みに言うこと。仲人口(なこうどぐち)。桂庵言葉。「お花三文、嘘八百、—の口入所は縁談の世話」〈滑・浮世床・初〉
けい‐こう【経口】
口を通ること。薬などを口から与えること。
けい‐こう【鶏口】
1 にわとりの口。 2 小さな団体の長・頭(かしら)のたとえ。
けし‐くち【消し口】
《「けしぐち」とも》火事で、消火に取りかかる場所。
けん‐こう【鉗口/箝口】
⇒かんこう(箝口)
げんかん‐ぐち【玄関口】
1 玄関の入り際あたり。 2 ある場所への入り口。特に、国や都市への入り口となる鉄道の駅や空港、港などのこと。
げん‐こう【原口】
動物の発生初期に、嚢胚(のうはい)のくぼみの部分(原腸)が外界に通じて開口した部位。成体になったとき、これが口になるものを旧口動物、肛門になるものを新口動物という。