しょ‐くち【諸口】
1 いろいろの項目・口座。 2 簿記で、仕訳(しわけ)をするときに借方または貸方の勘定科目が二つ以上になっていること。
しり‐くち【後口/尻口】
1 《「しりぐち」とも》牛車(ぎっしゃ)などの後方の出入り口。「尼の車、—より水晶の数珠、薄墨の裳、袈裟、衣、いといみじくて、簾はあげず」〈枕・二七八〉 2 後ろと前。あとと先。「—首尾つづまら...
しろ‐ぐち【白口】
ニベ科の海水魚。全長約40センチに達し、銀白色の光沢がある。頭部に大きな耳石(じせき)をもつ。かまぼこの材料。いしもち。ぐち。くち。《季 夏》
しんじつ‐の‐くち【真実の口】
《Bocca della Verità》イタリアの首都ローマのサンタマリアインコスメディン教会の外壁にある石造の円盤。海神トリトーネの浮き彫りが施されている。もとは古代ローマ時代の下水溝の蓋であ...
じ‐ぐち【地口】
1 世間でよく使われることわざや成句などに発音の似通った語句を当てて作りかえる言語遊戯。「下戸(げこ)に御飯」(猫に小判)などの類。上方では口合いという。 2 道路に沿った敷地の長さ。また、家屋...
じぐり【地口】
地口(じぐち)を言うこと。「そこで一つ—をお肴」〈洒・辰巳婦言〉
じしん‐ぐち【地震口】
地震の際に早く逃げられるように、雨戸の所々に設けた小さな枢戸(くるるど)。掛けがねを外すと、ばね仕掛けで自然に開くようになっている。
じゃ‐ぐち【蛇口】
水道管の流出口などに取り付け、水の量を調節する金属製の器具。
じゃしん‐ぶっこう【蛇心仏口】
執念深く陰険な心を持ちながら、口先だけは仏のように親切であること。
だしん‐ぶっこう【蛇心仏口】
⇒じゃしんぶっこう(蛇心仏口)