わき‐ど【脇戸/腋戸】
正門の横に設けた小さな入り口。また、その戸。
脇(わき)を塞(ふさ)・ぐ
《近世、元服時に着物の八つ口を縫ってふさいだことから》成人する。脇を詰める。
わ‐ぎゅう【和牛】
家畜の牛で、日本在来の品種。小形で、黒毛のものが多く、かつては使役用・肉用。原型を最もとどめているのは山口県萩市の見島牛で、天然記念物。明治・大正時代から欧米の品種を導入して改良された肉用種とし...
わ‐ぎり【輪切り】
円筒形の物を、切り口の断面が輪の形になるように切ること。また、その切ったもの。
わこう【和光】
埼玉県南部の市。もと川越街道の宿場町。東京都に北接し、住宅地・工業地化が進む。自動車工業などが盛ん。人口8.0万(2010)。
わざ‐うた【童謡/謡歌】
上代歌謡の一種。社会的、政治的な風刺や予言を裏に含んだ、作者不明のはやり歌。神が人、特に子供の口を借りて歌わせるものと考えられていた。
わざ‐と【態と】
[副]《名詞「わざ(業)」+格助詞「と」から》 1 意識して、また、意図的に何かをするさま。ことさら。故意に。わざわざ。「—負ける」 2 とりわけ目立つさま。格別に。「—深き御敵と聞こゆるもなし...
わざ‐わい【災い/禍/殃】
1 人に不幸をもたらす物事。また、その結果である不幸な出来事。災厄。災難。「口は—の元」「—が降りかかる」 2 不快であること。多く、感動表現に用いる。「あな—や、かばかりの事をだにしそこなひ給...
禍(わざわい)も三年(さんねん)置(お)けば用(よう)に立(た)つ
わざわいも時がたてば、幸いの糸口になることがある。禍も三年。
わ‐ざん【和讒】
1 一方で親しみ、他方で悪く言うこと。讒言。中傷。悪口。「人の—を構へて申し候ひつらん」〈義経記・六〉 2 讒言・中傷のための不和状態をとりもってなごめること。仲介。「予—して云はく」〈明月記・...