かき‐と・る【書(き)取る】
[動ラ五(四)] 1 人の話す言葉を書き記す。「講演の要点を—・る」 2 書いてある文章などを書き写す。「古い文献を—・る」
かく・る【隠る】
[動ラ四]《上代語。下二段活用よりも古い》隠れる。「山高み夕日—・りぬ浅茅原後見むために標(しめ)結はましを」〈万・一三四二〉
[動ラ下二]「かくれる」の文語形。
かけ‐おどり【掛(け)踊り/懸(け)踊り】
1 大ぜいの人がそろって掛け合いで歌いながら踊ること。 2 老若男女が一団となって、町や村の境まで踊って行くこと。疫病神や害虫などを追い払う神送りの古い習俗の名残という。小町踊りはその一種。
影(かげ)も形(かたち)もな・い
全く跡をとどめない。跡形もない。「古い家並みは取り壊されて—・い」
かざんばいち【火山灰地】
久保栄の戯曲。2部7幕。昭和12〜13年(1937〜38)に発表。火山灰地帯である北海道十勝地方の農業試験場長雨宮聡が、古い生産関係と対立しながら、農民生活の向上に努力する姿を描く。
かしはら【橿原】
奈良県中西部の市。大和三山や藤原京跡・橿原神宮があり、史跡に富む。中心の八木は商業地、今井はもと寺内町で、古い町並みが残る。人口12.6万(2010)。
かせ【枷】
《「かし(枷)」の音変化》 1 昔の刑具の一。鉄や木で作り、罪人の首・手・足などにはめて、からだを自由に動かせないようにするもの。桎梏(しっこく)。かし。 2 心理的、物理的に行動の妨げになるも...
か‐せき【化石】
[名](スル) 1 地質時代の生物の遺骸が地層中に保存されたもの。巣穴・足跡などの生痕(せいこん)も含まれる。埋没している間に石化して固くなったものも多い。 2 消滅するはずの古いものが、そのま...
かた‐おち【型落ち】
最新型が出たために古い型式となった製品。型落ち品。「—のパソコンがお買い得」
カチ【Cachi】
アルゼンチン北部、サルタ州の村。標高約2200メートル、コンチャス川が刻む谷間に位置する。スペイン植民地時代の日干し煉瓦の建物や古い外観を残した白亜の教会がある。