く‐とう【句頭】
1 語句の冒頭。 2 雅楽で、歌詞の最初を独唱する首席唱者。
くとう‐てん【句読点】
文の切れ目や文中の意味の切れ目などに添える符号。句点と読点。広義には、句点・読点のほか、感嘆符・疑問符・中黒(なかぐろ)・コンマ・かっこ類などをも含めていうこともある。
くとう‐ほう【句読法】
句読点の使い方。また、それについて定めたもの。
句読(くとう)を切(き)・る
句読点を打って文の切れ目をはっきりさせる。
く‐ひ【句碑】
俳句を彫った碑。「芭蕉の—」
く‐びょうし【句拍子】
修辞法の一。同じ調子の句を、拍子をつけて続けること。「にっちもさっちも」「からりからりとから縁を通る」の類。
く‐ふう【句風】
俳句の作り方の特色。俳風。
く‐ほう【句法】
詩歌・俳句・文章において、句や文を組み立てる際の言葉の決まり。
く‐またがり【句跨がり】
俳句・短歌などで、一つの語が二つの句の切れ目をまたぐもの。例えば、「海暮れて鴨(かも)の声ほのかに白し/芭蕉」では、「ほのかに」が2句と3句をまたいでいる。
く‐まつ【句末】
詩歌や文章の句の終わりの部分。