さん‐ついたち【三朔日】
江戸時代、式日とされた、正月元日・6月朔日・8月朔日のこと。元日は新年の賀儀、6月は氷室(ひむろ)の節句、8月は八朔(はっさく)の総登城。三朔(さんさく)。
さん‐てい【刪定】
[名](スル)語句や文章の悪いところを削って定稿にすること。「慎重に—する」
さん‐の‐おり【三の折】
百韻の連歌・連句を書き記す懐紙の3枚目。三の懐紙。
さんまい‐は【三昧派】
俳句の流派の一。大正14年(1925)に河東碧梧桐を中心として創刊された雑誌「三昧」によった新傾向の一派。
さん‐れん【三連】
1 三つ、または3回続くこと。 2 漢詩で、句の下の3字をすべて平(ひょう)、または仄(そく)にすること。作詩上、これを忌む。下三連。
さんろしゅう【山廬集】
飯田蛇笏の俳句集。昭和7年(1932)刊行。
雑魚(ざこ)の魚(とと)交(ま)じり
《雑魚が大きな魚の中に交じっている意》小物が大物の中に交じっていること。能力にふさわしくない地位にいることなどのたとえ。 [補説]この句の場合、「魚交じり」を「うおまじり」とは読まない。「とと」...
ざ‐ご【座五】
俳句で、末の5文字。下(しも)五。
ざしき‐のぼり【座敷幟】
端午の節句に、座敷の中に立てて飾る小さな幟。内幟(うちのぼり)。《季 夏》
ざっそうえん【雑草園】
山口青邨の第1句集。昭和9年(1934)刊行。題名は、著者が東京の杉並区和田にあった自宅につけた呼び名に由来。