ざっ‐ぱい【雑俳】
本格的な俳諧に対して、雑多な形式と内容をもつ遊戯的な俳諧の総称。江戸中期に流行。前句付け・冠(かむり)付け・折句(おりく)・沓(くつ)付け・川柳など。ぞうはい。
ざつ‐えい【雑詠】
詩歌や俳句で、特に題をきめず、自由な題材で詠むこと。また、その作品。
ざつごん‐たい【雑言体】
漢詩で、各句の字数が一定していない詩体。雑体。
ざゆう‐の‐めい【座右の銘】
いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句。
ざれ‐く【戯れ句】
こっけいな内容の句。また、たわむれに作った句。狂句。
ざん‐ぎく【残菊】
重陽の節句を過ぎたあとの菊。また、晩秋・初冬まで咲き残っている菊の花。残る菊。《季 秋》「—や昨日逃げにし酒の礼/太祇」
ざん・する【竄する】
[動サ変][文]ざん・す[サ変] 1 流罪にする。「遠島に—・する」 2 文章の字句を改めなおす。改竄(かいざん)する。「文書を—・する」
ざん‐にゅう【竄入/攙入】
[名](スル) 1 逃げ込むこと。 2 誤って紛れ込むこと。「我々の間に—している哲学的虚無主義」〈啄木・時代閉塞の現状〉 3 本文中に不要な字句などが紛れ込むこと。
し【詞】
1 ことば。文章や詩歌。また、特に、歌詞。「—に曲をつける」 2 中国の韻文の一。唐末から宋代にかけて流行。もとは楽曲に合わせて作られた歌詩。1句の長短は不定で俗語を多く使う。塡詩(てんし)・詩...
し【詞】
[音]シ(漢) [訓]ことば [学習漢字]6年 1 ことば。文句。「賀詞・献詞・祝詞・序詞・誓詞・題詞・弔詞」 2 文法上の単語の部類。「動詞・品詞・副詞・名詞」 3 詩文。詩歌。「詞章・詞宗(...