なる‐ほど【成る程】
[副] 1 他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示す。たしかに。まことに。「—それはいい」 2 その範囲でできるだけのことをする意を示す。なるべく。「そのやうに言うて皆様が召すもの...
のち‐の‐こと【後の事】
1 行く末のこと。また、死後のこと。 2 葬式や法要などの、死者をとむらう作法。のちのわざ。「命尽きぬと聞こし召すとも、—思し営むな」〈源・松風〉 3 後産(あとざん)。のちのもの。「程なく生ま...
ひ‐えり【日選り】
日を選ぶこと。吉日を選び定めること。「げに、愛敬のはじめは—して聞こし召すべきことにこそ」〈源・葵〉
ぶ【夫】
1 公事などのために徴発された人夫。夫役(ぶやく)に従う人夫。「この御堂の—をしきりに召す事こそ」〈大鏡・道長上〉 2 (「歩」とも書く)雑兵。「かたちをやつし—になり」〈太平記・一〇〉
まぜ
[接尾]数量を表す名詞に付いて、時間的、空間的にそれだけの間隔をおくことの意を表す。多く「に」を伴って副詞的に用いる。…おき。「二、三日—に召すぞかし」〈大鏡・道長上〉 「通らぬ札(さね)を一枚...
みあし‐まいり【御足参り】
貴人の足をもみさすること。按摩(あんま)をすること。「大殿籠(おほとのごも)るとて、右近を—に召す」〈源・玉鬘〉
よ
[感] 1 相手に呼びかけたり、訴えたりするときに発する語。「—、元気かい」 2 男性が目上の人の呼びかけに答えて言う語。「人の召す御いらへには、男は『—』と申し、女は『を』と申すなり」〈著聞集・八〉
ようちょうじんるい【羊腸人類】
安部公房の企画・脚本によるテレビドラマ。昭和37年(1962)放映。自身が監修した前衛ドラマシリーズ「お気に召すまま」の作品のひとつ。
ロザリンド【Rosalind】
天王星の第13衛星。1986年にボイジャー2号の接近によって発見された。名の由来はシェークスピアの「お気に召すまま」の登場人物。天王星に8番目に近い軌道を公転する。非球形で平均直径は約70キロ。...