しつう【史通】
中国、唐代の史論書。20巻。劉知幾(りゅうちき)著。710年成立。内編・外編に分かれ、内編では史書の体裁を、外編では史書の起源、古人の史書の得失を論じている。
し‐てき【史的】
[形動]歴史に関するさま。歴史的。「—な事実」
してき‐げんざい【史的現在】
過去の事実や歴史上の出来事を生き生きと描写するために、現在形を用いて述べること。歴史的現在。
してき‐ゆいぶつろん【史的唯物論】
《(ドイツ)historischer Materialismus》マルクス主義の歴史観。歴史の発展の原動力は、社会的生産における物質的生産力とそれに照応する生産関係とからなる社会の経済的構造にあ...
し‐でん【史伝】
1 歴史・伝記として伝えられた記録の総称。 2 歴史上の事実に基づいた伝記。
し‐と【史都】
歴史上の古跡の多い都市。「—鎌倉」
史(し)に三長(さんちょう)あり
《「唐書」劉知幾伝から》歴史を書く人は、才・学・識の三つの長所を備えるべきである。
し‐の‐たいふ【史の大夫】
大史(だいし)で、特に従五位下に叙せられた者。大夫の史。
し‐ひつ【史筆】
歴史を書き記す筆。転じて、歴史を書く際の表現法や態度。
し‐よう【史要】
歴史の要点。また、それを記したもの。「国語—」