にほんかいかしょうし【日本開化小史】
歴史書。田口卯吉著。6巻6冊。明治10〜15年(1877〜82)刊。ギゾーらのヨーロッパ文明史論の影響のもと、独自の観点から古代から明治維新までの歴史を社会進化に重点を置き叙述したもの。
にほんかいがし【日本絵画史】
笹川臨風による美術評論。大正11年(1922)刊行。上代からの日本の絵画の歴史を解説したもの。
にほんがいし【日本外史】
江戸後期の歴史書。22巻。頼山陽著。文政10年(1827)成立。天保7〜8年(1836〜37)ごろ刊。源平二氏以降徳川氏までの武家の興亡を、漢文体で記したもの。
にほん‐し【日本史】
1 日本の歴史。大きくは古代・中世・近世(近代)の三つに区分される。 2 高等学校社会科の科目の一。 [補説]日本史の時代区分旧石器時代縄文時代弥生時代古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代鎌倉時代南...
にほんそうがくし【日本宋学史】
西村天囚の著作。明治42年(1909)刊行。
にほんぶんだんし【日本文壇史】
日本の明治から大正時代の文壇史をまとめたもの。伊藤整により昭和27年(1952)連載開始。連載は昭和44年(1969)に伊藤が没するまで続き、18巻まで刊行。その後は友人の瀬沼茂樹に引き継がれ、...
はい‐し【稗史】
昔、中国で稗官が民間から集めて記録した小説風の歴史書。また、正史に対して、民間の歴史書。転じて、作り物語。小説。
はっ‐し【八史】
律令制で、太政官の主典(さかん)の総称。左右の大史・少史各二人で、合わせて八人。
ひ‐し【悲史】
悲しい歴史。悲しい史実の記録。哀史。
ひ‐し【秘史】
世間に知られていない歴史。隠された歴史上の事実。また、それを記した書物。「大戦—」