や‐し【野史】
民間で編集した歴史書。野乗(やじょう)。外史(がいし)。
やし【野史】
「大日本野史(だいにほんやし)」の略称。
ゆう‐し【右史】
古代中国の官名。左史とともに天子の側に侍して、その言行を記録した。
ゆう‐し【有史】
歴史で、文字による記録のあること。「—以前」「—時代」
ヨーロッパ‐し【ヨーロッパ史】
⇒西洋史
りっ‐こくし【六国史】
奈良・平安時代に編纂(へんさん)された六つの官撰の歴史書。日本書紀・続日本紀(しょくにほんぎ)・日本後紀(にほんこうき)・続日本後紀・文徳実録・三代実録。いずれも編年体による記述。
りめん‐し【裏面史】
物事の隠れた面や世間に知られていない事情に重点を置いて記述する歴史。
りゃく‐し【略史】
歴史の概略を簡単に述べたもの。
りょうし【遼史】
中国の二十四史の一。遼代の歴史を記した書。元の順帝の勅令で、脱脱・欧陽玄らが撰。1345年成立。本紀30巻・志33巻・表8巻・列伝45巻の全116巻。
るいじゅこくし【類聚国史】
平安前期の歴史書。200巻、目録2巻、帝王系図3巻。現存は61巻。菅原道真編。寛平4年(892)成立。六国史(りっこくし)の記事を神祇(じんぎ)・帝王・歳時・音楽などに分類し、年代順に編集したも...