てん‐ぐ【天狗】
1 深山に住むという妖怪。山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀・金剛杖を持つ。神通力があって、自由に飛行するという。鼻の高い大天狗や烏天狗などがある。各地に...
てん‐せん【転戦】
[名](スル)あちこちと場所を変えて戦うこと。「選抜チームが各地を—する」
てん‐てん【転転】
[副](スル) 1 次々と移りかわるさま。「—と各地を巡業する」「由良はそうした小屋から小屋を—した」〈万太郎・春泥〉 2 ころがっていくさま。「ボールは外野を—とする」
テンプル‐きしだん【テンプル騎士団】
中世の三大宗教騎士団の一。フランスの騎士ユーグらにより創設され、各地に城塞を築き十字軍の主力として活躍。また団員の資産をもとに金融機関を運営し、フランス王家にも資金援助を行っていたが、フィリップ...
てんぽう‐の‐ききん【天保の飢饉】
天保4〜7年(1833〜36)にかけての全国的な大飢饉。異常低温による大凶作となり、米価が高騰して餓死者が続出。各地に一揆・打ち壊しが発生し、江戸幕府の体制的危機を促した。
てんまん‐ぐう【天満宮】
菅原道真(すがわらのみちざね)の霊である天満天神を祭った神社。全国各地にあるが、特に大阪市北区の大阪天満宮、京都の北野天満宮、太宰府(だざいふ)天満宮が有名。てんまぐう。→天神2
てんめい‐の‐ききん【天明の飢饉】
天明2〜7年(1782〜87)にかけての奥羽・関東地方を中心とした大飢饉。冷害や浅間山の噴火などで大凶作となり、疫病の流行もあって、餓死者・病死者は全国で90万人を超えた。各地で一揆・打ち壊しが...
ディー‐イー‐エム【DEM】
《digital elevation model》デジタル化された地図データのうち、地表の各地点の標高を値としてもつもの。地図を格子に区切り、その格子点または格子の中心の標高値で表される。日本で...
ディー‐ティー‐エム【DTM】
《digital terrain model》デジタル化された地図データのうち、地表の各地点の標高、傾斜、地質、植生などの情報をもつもの。標高値のみの場合は、DEM(数値標高モデル)とよんで区別...
で‐おんな【出女】
1 江戸時代、各地の宿場にいた客引き女。多くは売春婦を兼ねた。「—の面しろじろと見せて、講参りの通し馬を引き込み」〈浮・一代女・六〉 2 江戸時代、江戸から地方へ出ていく女。→入(い)り鉄砲(で...