め‐づかい【目遣い】
1 物を見るときの目の動かし方。「気遣わしげな—をする」 2 目で合図をすること。目くばせ。「—で知らせる」
目(め)引(ひ)き袖(そで)引(ひ)き
声を出さずに、目で合図したり袖を引いたりして、相手に自分の意志を知らせるさま。「—して笑うが人情」〈逍遥・当世書生気質〉
目(め)引(ひ)き鼻(はな)引(ひ)き
目くばせや鼻先で合図して、互いの意を通じ合うこと。
め‐まぜ【目交ぜ/瞬】
[名](スル) 1 目で合図をすること。目くばせ。「無言で—して帰り仕度をはじめ」〈太宰・新釈諸国噺〉 2 まばたきすること。「—せはしくたちすくみ」〈浮・男色大鑑・三〉
目(め)を引(ひ)・く
1 人の注意を向けさせる。「派手な化粧が—・く」 2 目で合図をする。「左右の見る人、口を掩ひ—・き笑ふ」〈古活字本保元・下〉
や‐あわせ【矢合はせ】
戦いを始める合図に、矢を双方から射合うこと。多くは鏑矢(かぶらや)を用いた。「橋の両方のつめに打っ立って—す」〈平家・四〉
ヤッホー【yo-ho】
[感]登山者が自分の居場所を知らせる合図などに発する声。また、うれしいときなどに発する歓声。
ようい‐どん【用意どん】
[感]かけっこなどで、走り始めを告げる合図のかけ声。 [名]かけっこ。また、何人もの人が一斉に物事を始めること。
よせ‐だいこ【寄(せ)太鼓】
1 攻め寄せる合図に打ち鳴らす太鼓。せめだいこ。 2 興行などで、客寄せのために打つ太鼓。
よつ‐もん【四つ門】
江戸時代、遊郭で夜の四つ時(今の午後10時ころ)に太鼓を打ち回って、それを合図に大門(おおもん)を閉じたこと。