アモルファス‐ごうきん【アモルファス合金】
《amorphous alloy》合金でアモルファスとなっているもの。非晶質合金。
アルニコ‐ごうきん【アルニコ合金】
《alnico》鉄にアルミニウム(Al)・ニッケル(Ni)・コバルト(Co)などを加えた合金。永久磁石などの材料。
アルミニウム‐けいごうきん【アルミニウム軽合金】
アルミニウムを主成分とした軽合金。ジュラルミン・シルミン・Y合金など。
いゆう‐ごうきん【易融合金】
錫(すず)・鉛・ビスマス・カドミウムなどを主成分とする融点の低い合金。火災報知器・ヒューズなどに使用。可融合金。低融点合金。
ウッド‐ごうきん【ウッド合金】
ビスマス・鉛・錫(すず)・カドミウムからなる合金。融点が約70度と低く、ヒューズ・火災用安全装置などに用いる。米国の物理学者ウッド(Wood)が発明。
かつじ‐ごうきん【活字合金】
活字の鋳造に使われる合金。鉛にアンチモンと錫(すず)とを加えたもの。十分な硬度をもち、融点が低く、鋳造後の収縮が少ない。活字地金(じがね)。
かゆう‐ごうきん【可融合金】
⇒易融合金(いゆうごうきん)
きはく‐ごうきん【希薄合金】
ある基本となる金属に、他の金属や非金属をごく少量溶かし合わせた合金。
きはくじせい‐ごうきん【希薄磁性合金】
磁性をもたない金属に磁性材料をごく少量添加した合金。希薄合金の一種。温度低下に伴って電気抵抗が異常に増大する近藤効果とよばれる現象が見られる。
きょうゆう‐ごうきん【共融合金】
溶融した状態にある複数の金属が凝固する際、それぞれの金属が特定の割合で同時に晶出する合金。