むら‐なえ【群苗】
群がり生えている稲の苗。「上野(かみつけの)佐野田の苗の—に事は定めつ今はいかにせも」〈万・三四一八〉 [補説]一説に、「むらなえ」は「点苗(うらなえ)」で、苗代(なわしろ)からひと握りの苗を抜...
むろ‐の‐やしま【室の八島】
《「八島」は釜の意》古代の占いの一。除夜にかまどを祓い清めて、その灰の状態で翌年の吉凶を占ったもの。 栃木市惣社町にあった下野(しもつけ)の国の総社、大神(おおみわ)神社。そこにある池からは...
ゆめ‐あわせ【夢合(わ)せ】
夢の内容から吉凶を判断すること。夢判断。夢とき。夢うら。
ゆめ‐うら【夢占】
夢で吉凶を占うこと。夢占い。夢合わせ。
ゆめ‐とき【夢解き】
夢の吉凶を判断すること。また、その人。夢合わせ。
ゆめ‐はんじ【夢判じ】
夢の吉凶を判断すること。また、その人。夢判断。
夢(ゆめ)を合(あ)わ・す
見た夢を考え合わせて吉凶を占う。夢占いをする。「自ら御—・せられて、憑敷(たのもし)くこそ思しめされけれ」〈太平記・三〉
ら‐ばん【羅盤】
1 ⇒羅針盤(らしんばん) 2 風水で、大地の気脈を読み、土地の吉凶を占うために用いる方位盤。風水羅盤。羅経。
れき‐ちゅう【暦注】
暦本に記載される諸種の注記。天象・七曜・干支・朔望・潮汐・二十四節気・雑節・二十八宿・九星・六曜をはじめ、中段の十二直、下段の吉凶の選日など。
ろく‐よう【六曜】
暦注のうち、先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅・大安・赤口(しゃっこう)の六種。古く中国で時刻の吉凶占いとされたが、日本に伝わり、明治6年(1873)の太陽暦採用後に新た...