きち‐ずい【吉瑞】
めでたいしるし。吉事の前兆。
きちぞう【吉蔵】
江戸時代、下男の通称。「大方は—、三助が成り上がり」〈浮・永代蔵・一〉
きち‐む【吉夢】
縁起のよい夢。きつむ。⇔凶夢。
きつ‐む【吉夢】
⇒きちむ(吉夢)
きちや‐おしろい【吉弥白粉】
上村吉弥が京都四条通りの高瀬川橋詰めで売り出したおしろい。
きちや‐がさ【吉弥笠】
編み笠の一。上村吉弥がかぶりはじめ、若い女性の間に流行した。
きちや‐むすび【吉弥結び】
上村吉弥が始め、若い女性の間に流行した帯の結び方。後ろで引き結びにして、結んだ両端を垂らした。玉章(たまずさ)結び。
きち‐よう【吉曜】
「吉日(きちじつ)」に同じ。「—をえらび、事始めあり」〈吾妻鏡・九〉
きち‐れい【吉例】
めでたいしきたり。きつれい。
きつ‐れい【吉例】
⇒きちれい(吉例)