き‐くん【貴君】
[代]二人称の人代名詞。男性が、手紙などで、対等または目下の男性に対し、軽い敬意を込めて用いる。「—のご活躍を祈ります」
きみ【君/公】
[名] 1 一国の君主。天皇。天子。 2 自分が仕えている人。主君。主人。「わが—」 3 人を敬慕・親愛の情をこめていう語。「いとしの—」 4 人名・官名などの下に添えて敬意を表す語。男女とも...
くん【君】
[接尾]同輩や目下の人の姓名に付けて、親しみや軽い敬意を表す。主に男性の用いる語。「中村—」 [補説]古くは目上の人に対する敬称として用いた。
くん【君】
[音]クン(呉)(漢) [訓]きみ [学習漢字]3年 〈クン〉 1 民を支配する者。王侯。「君王・君主・君臨/暗君・主君・神君・大君・暴君・名君・明君・幼君」 2 人を尊敬して呼ぶ語。「君子/...
けん‐くん【賢君】
賢明な君主。明君。
げん‐くん【厳君】
他人の父を敬っていう語。父君。
げんじ‐の‐きみ【源氏の君】
源氏物語の主人公の名。光源氏(ひかるげんじ)。
こう‐の‐きみ【長官君】
《「かみのきみ」の音変化》国守・左右衛門督・左右兵衛督・左右馬頭などを敬っていう語。こうのとの。かんのきみ。「まことは、この—の、御文女房に奉り給ふ」〈源・浮舟〉
こ‐ぎみ【小君/子君】
平安時代、貴族の年少者に対する愛称。「—召したれば、参る、とて」〈源・帚木〉
こ‐ぎみ【故君】
死んだ貴人を敬っていう語。「—の御為に…多宝の塔造らせ給ひて」〈宇津保・忠こそ〉