いな・む【否む/辞む】
[動マ五(四)]《「いなぶ」の音変化》 1 断る。嫌がる。辞退する。「申し出をむげに—・むわけにもいかない」 2 否定する。「—・むことのできない事実」 [補説]古くは上二段活用かと思われるが、...
いなめ◦ない【否めない】
[連語]《「いな(否)む」の可能動詞「いなめる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 断ることができない。「せっかくの招待とあれば—◦ない」 2 否定できない。「経験不足であることは—◦ない」
いや【否】
[感]《「嫌(いや)」と同語源》 1 相手の言ったことを否定し、自分の考えを述べようとするときに用いる語。いいえ。いえ。「—、そんなことはない」 2 自分が言ったこと、考えていたことを取り消すと...
いや‐いや【否否】
[感]強く否定するときに用いる語。いえいえ。「—、それには及びません」
いろは‐うた【伊呂波歌】
1 平仮名47文字を1字1回使って作った、七五調4句の今様歌。「色は匂(にほ)へど散りぬるを、わが世誰(たれ)ぞ常ならむ、有為(うゐ)の奥山けふ越えて、浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず」がそれで、鎌倉...
インバーター【inverter】
1 直流電力を交流電力に変換する装置。逆変換装置。→コンバーター 2 コンピューターの論理回路の一。入力情報を論理的に否定する操作を行う電子回路。
うち‐けし【打(ち)消し】
1 そうではないと言うこと。否定。 2 文法で、1の意を表す言い方。文語では助動詞「ず」「じ」「まじ」、口語では助動詞「ない」「ぬ」「まい」などを付けて言い表す。
うち‐け・す【打(ち)消す】
[動サ五(四)] 1 そうではないと言う。否定する。「辞任のうわさを—・す」 2 消し去る。聞こえなくする。「こがらしの音に声が—・される」 3 「消す」を強めていう語。「彦右衛門火を—・しなが...
うちゅう‐じょうやく【宇宙条約】
「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約」の略称。平和利用の原則、領有の否定、軍事利用の禁止、国際協力などを内容とする。1967年発効。
うて‐ず
負け惜しみの強いこと。また、その人。また転じて、無粋な者、やぼな者をいう。「かの田舎の—にせびらかされて頭(つぶり)が痛い」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]負ける、また、承服できる意の下二段動詞「う...