ふく・める【含める】
[動マ下一][文]ふく・む[マ下二] 1 ある範囲の中に入れて、いっしょに扱う。含まれるようにする。「部長を—・めて三〇人の編集部」「サービス料を—・めた料金」 2 言い聞かせて納得させる。「因...
ふくめ‐わた【含め綿】
着物の袖口や裾の袘(ふき)の部分に入れる綿。
ふふ・む【含む】
[動マ四] 1 花や葉が芽やつぼみのままである。「卯の花の咲く月立ちぬほととぎす来鳴きとよめよ—・みたりとも」〈万・四〇六六〉 2 ㋐口の中に入れて持つ。ふくむ。「(玉ヲ)口に—・みて」〈記・上...
ほほま・る【含まる】
[動ラ四]花や葉が開かないでいる。「千葉の野(ぬ)の児手柏(このてかしは)の—・れどあやにかなしみ置きて高来ぬ」〈万・四三八七〉
ほほ・む【含む】
[動マ四]花がつぼみのままでいる。ふふむ。〈新撰字鏡〉 [動マ下二]ふくむようにする。ふくめる。「ほととぎす鳴かぬ嘆きの杜(もり)に来ていとども声を—・めつるかな」〈散木集・二〉