ひょうじょう‐きん【表情筋】
顔面・頭蓋・頸部(けいぶ)にあり、喜怒哀楽などの表情をつくる筋肉の総称。眼輪筋・前頭筋・鼻筋・口輪筋など二十数種ある。骨と皮膚または皮膚と皮膚をつなぐ横紋筋で、顔面神経によって支配される。表情だ...
ひょう‐ひょう【飄飄】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風の吹くさまや、その音を表す語。「耳元で風が—と鳴り続けた」〈火野・土と兵隊〉 2 風に吹かれてひるがえるさま。「風に揉まれる煙の如く—と舞いながら」〈谷崎・...
ひょう‐ひょう【飆飆】
[ト・タル][文][形動タリ]風の激しく吹くさま。「—として吹く北天の風」〈独歩・愛弟通信〉
ひょう‐ふう【飄風/飆風】
急に激しく吹く風。つむじかぜ。はやて。「僕は唯—に遇ったように、烈しく強く引きずり廻されているんだ」〈有島・宣言〉
ひょっとこ
《「ひおとこ(火男)」の音変化》 1 火吹き竹で火を吹くときのように口をとがらせ、一方の目が小さい、こっけいな顔をした男の仮面。また、その仮面をつけた里神楽の道化役。 2 男性をののしっていう語...
ひろと‐かぜ【広戸風】
岡山県北東部、那岐山南麓に吹く局地風。夏から秋にかけて発生することが多い北寄りの風で、西日本を台風が通過する際に、風速50メートルに達する強風になることがある。那岐おろし。 [補説]やまじ風、清...
び‐ふう【微風】
かすかに吹く風。そよかぜ。
び‐もく【眉目】
1 まゆと目。転じて、顔かたち。容貌。「端正な—」 2 面目。名誉。誉れ。「皇帝以下の秘曲を吹く間、白髪忽ちにもとのごとし。尤も道の—といふべし」〈十訓抄・一〇〉
びゅう
[副] 1 風が激しく吹く音を表す語。「風が—と吹く」 2 物が強い勢いで風をきる音や、そのさまを表す語。「ゴルフクラブを—と振り切る」
びらんば【毘藍婆】
《(梵)Vairambhakaの音写》仏語。世界の生成または壊滅する劫初(ごうしょ)・劫末に吹くという暴風。毘藍。毘藍婆風。