ふきぬき‐やたい【吹(き)抜き屋台】
平安・鎌倉時代の大和絵、特に絵巻類に用いられた室内描写法。屋根・天井などを省いて、斜め上から見下ろすように室内の情景を描くもの。
ふき‐ぬけ【吹(き)抜け】
1 風が吹き抜けて通ること。ふきとおし。 2 ⇒吹き抜き2
ふき‐ぬ・ける【吹(き)抜ける】
[動カ下一][文]ふきぬ・く[カ下二]風が通り過ぎる。「北風が路地を—・る」
ふき‐ね【吹(き)値】
相場が急騰してつけた値段。
ふき‐はなし【吹(き)放し】
⇒吹き抜き2
ふき‐はな・つ【吹き放つ】
[動タ四]風が吹いて物を遠くに飛ばす。吹き払う。「門を—・ちて、四、五町が外(ほか)に置き」〈方丈記〉
ふき‐はら・う【吹(き)払う】
[動ワ五(ハ四)]吹いて払いのける。「ほこりを—・う」「風が雲を—・う」
ふき‐ば【吹(き)場】
金属を製錬・鋳造する場所。
ふき‐びん【吹き鬢】
鬢を大きくふくらませて結うこと。また、その髪形。近世、主に女性が結った。
ふき‐ぶり【吹(き)降り】
強い風を伴って雨が激しく降ること。