じゅ‐げん【呪言】
⇒じゅごん(呪言)
じゅ‐ごん【呪言】
まじないに唱える言葉。じゅげん。
じゅごん‐し【呪禁師】
律令制で、典薬寮の職員。呪禁によって病気の治療などをする。呪師。
じゅごん‐はかせ【呪禁博士】
律令制で、典薬寮に所属し、呪禁を教授した職。
じゅ‐し【呪師】
《「しゅし」とも》 1 まじないをする職。呪禁(じゅごん)師。 2 法会に際して、加持祈祷(きとう)など密教的な行法をする僧。法呪師。ずし。 3 法会のあとなどに2の行う行法の威力をわかりやすく...
じゅし‐ばしり【呪師走り】
《「じゅしはしり」とも》 1 呪師3によって演じられた芸能。平安中期から鎌倉中期にかけて盛行。曲芸・早業的な演技が中心で、敏速な動きが多かったのでこの称がある。ずしばしり。 2 能の翁(おきな)...
じゅ‐じゅつ【呪術】
神や精霊などの超自然的力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、および信念。まじない・魔法・魔術など。
じゅじゅつ‐し【呪術師】
呪術を行う者。呪医・シャーマン・祭司などを兼ねることが多い。呪師。
じゅ・する【呪する】
[動サ変][文]じゅ・す[サ変]《「しゅする」とも》まじないを唱える。「ぐらぐらと家が揺らめいた。私は陀羅尼(だらに)を—・した」〈鏡花・高野聖〉
じゅ‐そ【呪詛/呪咀】
[名](スル)《古くは「しゅそ」》神仏や悪霊などに祈願して相手に災いが及ぶようにすること。のろうこと。「身の不運を—する」