みそ【味噌】
1 調味料の一。大豆を蒸してつき砕き、麹(こうじ)と塩を加えて発酵させたもの。原料の米麹・麦麹・豆麹の別により米味噌・麦味噌・豆味噌、色から赤味噌・白味噌など、味から甘味噌・辛味噌などに分けられ...
みそ‐あえ【味噌和え/味噌韲え】
魚肉・野菜などを味噌であえること。また、あえたもの。
みそ‐あん【味噌餡】
白餡に白味噌を加えたもの。柏餅などに用いる。
みそ‐うず【味噌水/糝】
味噌を入れて煮た雑炊。「昨日の法師子の稲にてしたる御—」〈著聞集・一八〉
みそ‐カツ【味噌カツ】
豚カツに、豆味噌と出し汁や調味料を合わせて煮込んだ味噌だれをかけた料理。名古屋市の名物。
味噌(みそ)が腐(くさ)・る
「糠味噌(ぬかみそ)が腐る」に同じ。
みそ‐がゆ【味噌粥】
味噌汁で煮たかゆ。
みそがわ‐そう【味噌川草】
シソ科の多年草。深山の河原などに群生し、高さ60〜90センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇形の花をつけ、穂状をなす。木曽川源流の味噌川に多いところからの名。
みそ‐くそ【味噌糞】
[形動]「くそみそ」に同じ。「—にけなす」
みそ‐け【味噌気】
1 食物に含まれる味噌の味。また、その程度。 2 手前味噌の気味があること。「日和見の—で傘を下げて出る」〈柳多留・初〉