じゅくどく‐がんみ【熟読玩味】
[名](スル)詩文をよく読み、その意味を十分に味わうこと。
じゅん‐み【醇味】
こくのある酒の味。美酒の味。「前後左右を忘却して、酔い入りたるが如き—を嘗(な)む」〈抱月・囚はれたる文芸〉
じょう‐み【情味】
1 物のおもむき・おもしろみ。情趣。「—豊かな夏祭り」 2 やさしい心遣い。人間らしいあたたかみ。人情味。「—のあるもてなし」「—に欠ける人」
すっぱ‐み【酸っぱみ/酸っぱ味】
すっぱい味。すっぱさの程度。「—の強いミカン」
す‐み【酸み/酸味】
すっぱい味。すっぱみ。さんみ。「—の強いミカン」
せい‐み【世味】
世の中の味わい。世間の趣。世情。「—の辛(から)きを知っているようで、実は知らなかったから」〈二葉亭・其面影〉
せん‐み【仙味】
世俗を脱した高尚な趣。
ぜん‐み【禅味】
禅の趣。禅の、俗気を離れた味わい。「—を帯びる」
そこ‐きみ【底気味】
心の底にそれとなく感じられる気持ち。「—のわるい心持もする」〈荷風・つゆのあとさき〉
そり‐あじ【剃り味】
ひげなどをそるときの、滑らかにそれるかどうかの感じ。「—のいい刃」