みそがわ‐そう【味噌川草】
シソ科の多年草。深山の河原などに群生し、高さ60〜90センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇形の花をつけ、穂状をなす。木曽川源流の味噌川に多いところからの名。
みそ‐け【味噌気】
1 食物に含まれる味噌の味。また、その程度。 2 手前味噌の気味があること。「日和見の—で傘を下げて出る」〈柳多留・初〉
みそ‐こうじ【味噌麹】
味噌の原料とする麹。
みそ‐こし【味噌漉し】
味噌をこして、かすを取り去るために使う道具。曲げ物の底に細かい網を張ったもの。みそこしざる。
みそ‐しる【味噌汁】
野菜・豆腐・海藻・貝などを実にして、だし汁に味噌を溶かした汁物。おみおつけ。
みそ‐すり【味噌擂り】
1 擂り鉢で味噌をすること。大豆や麦の粒が残っているのをこなすために行う。 2 おせじを言ってへつらうこと。また、その人。ごますり。 3 「味噌擂り坊主」の略。
みそ‐せんべい【味噌煎餅】
小麦粉・砂糖に味噌を加えてこね、両面を焼いたせんべい。
みそ‐だま【味噌玉】
⇒玉味噌(たまみそ)
みそっ‐かす【味噌っ滓】
《「みそかす」の音変化》 1 すった味噌をこしたかす。 2 子供の遊びなどで、一人前に扱ってもらえない子供。みそっこ。
みそ‐づけ【味噌漬(け)】
野菜・肉・魚などを味噌に漬けること。また、その漬物。「ゴボウの—」