やき‐みそ【焼(き)味噌】
味噌を杉板などに塗り、遠火であぶったもの。飯の菜や酒の肴にする。
やぎゅうぶげいちょう【柳生武芸帳】
五味康祐による長編時代小説。昭和31年(1956)から昭和33年(1958)にかけて「週刊新潮」誌に連載。単行本は全7巻。剣術家の柳生一族を隠密集団と捉え、その暗躍の歴史を描く。
やく‐しゅ【薬酒】
酒などに漢方薬を溶かし込み、香味をつけたもの。梅酒・枸杞(くこ)酒・人参酒・五加皮(ごかひ)酒・まむし酒など。薬用酒。薬味酒。くすりざけ。
やく‐ぶそく【役不足】
[名・形動] 1 俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。 2 力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。また、そのさま。「そのポストでは—な(の)感がある」 [補説]文化庁が発表した「国語に関...
やく‐み【薬味】
1 料理に添えて用い、味を引き立て食欲をそそる香辛料や香辛野菜。山椒・唐辛子・わさび・ねぎなど。 2 薬の種類。薬品。「今この—は求むることがならぬ」〈続狂言記・膏薬煉〉
やくみ‐ざら【薬味皿】
薬味を盛る皿。
やくみ‐だんす【薬味箪笥】
漢方医が種々の薬を入れておく箪笥。小さい引き出しがたくさんある。百味箪笥。
や‐しゅ【野趣】
自然のおもむき。また、田舎らしい素朴な味わい。「—に富む庭」
やじ‐うま【野次馬/弥次馬】
《「おやじ馬」の略とも「やんちゃ馬」の略ともいう》 1 自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物すること。また、人のしりについて騒ぎ回ること。また、その人々。 2 父馬。老いた牡馬。また...
やすめ‐ことば【休め言葉】
詩歌などで、特に意味はないが、調子を整えるために置く言葉。休め字。「山の山鳥」の「山の」のようなもの。