せきめん‐はい【石綿肺】
塵肺(じんぱい)の一。石綿の粉塵を吸入することによって、肺の線維組織が増殖する肺線維症を生じ、呼吸機能が低下し、心臓の障害、肺癌(はいがん)なども起こる病気。アスベスト肺症。
せ・く【急く】
[動カ五(四)] 1 早くしなければ、とあせる。あせっていらだつ。また、あわてる。「気ばかり—・く」 2 呼吸が激しくなる。「息が—・いて苦しい」 3 せきたてる。急がせる。「何ものかに『今だぞ...
せっ‐ぱく【切迫】
[名](スル) 1 期日などが間近に迫ること。「返済期限が—する」 2 緊張した状態になること。逃げ場のない追いつめられた状態になること。「経済情勢が—する」 3 呼吸や脈が、小刻みに速くなるこ...
せま・る【迫る/逼る】
[動ラ五(四)] 1 圧倒するような勢いで近づいてくる。押し寄せる。また、せり出している。「噴出した溶岩が人家に—・る」「激しく敵陣に—・る」「鬼気が身に—・る」「山が背後に—・っている地勢」 ...
せんかん‐びょう【潜函病】
潜函内で作業した人や潜水した人が急速に大気圧の場所に出たときに起こる健康障害。潜函内の高圧下で体液中に多量に溶け込んでいた窒素がガス化し、気泡となって組織の各所を圧迫したり血行を妨げたりするため...
せんてんせい‐おうかくまくヘルニア【先天性横隔膜ヘルニア】
生まれつき横隔膜が欠損しているため、腹腔にあるべき内臓が胸腔内へ飛び出ている病気。肺の形成不全や出生後の呼吸困難を伴うことがある。
ぜい‐ぜい
[副]息遣いが激しいさま。また、苦しげに呼吸する音を表す語。ぜえぜえ。「のどが—(と)鳴る」
ぜつ‐へき【舌癖】
舌を常に歯に押し付けているなど、舌に関連する癖。指しゃぶり、鼻の病気による口呼吸などが原因で起こると考えられている。この癖により歯並びが悪くなったり発音に影響が出たりする。弄舌(ろうぜつ)癖。
ぜん【喘】
[音]ゼン(慣) [訓]あえぐ はあはあと短く呼吸する。「喘息/余喘」
ぜんしん‐かんり【全身管理】
患者の呼吸・循環・代謝などの生理活動や意識・疼(とう)痛(つう)などを総合的に管理すること。外科手術の場合、主に麻酔科医が担う。